虫が寄り付かない照明を使って害虫対策

夜の明るいコンビニに虫が寄り付かないのは何でだろう！

夜道を車で走っている途中で、光々と明るく目立つコンビニが目に入ると、特に欲しいものもなかったのに灯りに誘われて、なぜか思わず立ち寄ってしまうことがある。

これはコンビニの集客作戦のひとつで、周りの店舗よりも一際明るく目立たせることで顧客の購買意欲を掻き立てて自分の店舗に吸い寄せる効果を引き出しているのだと何かの本で読んだことがある。

そんな私たちは、コンビ二の商法戦略にまんまとハマってしまっているということになる。
つまりは人間も、明るい灯に集まる昆虫や虫と同じ習性をもっているということなのか。

んっ、まてよ！
そこで何か、違和感を感じたことはないだろうか？

それは不思議にも、どこのコンビニでもその明るい店内外にほとんど虫が寄り付かず、その周りをブンブンと虫が飛び交ってないことだ。

一際明るいコンビニのはずだが！？

人間よりも、夜の灯りによほど誘われやすい虫たちが、コンビニの灯りに寄り付かないのは、なぜなのか？

そこには、いったいどんな仕掛けが施してあるのだろうか？

光は、ご存じのように、波長の違いによって、色が異なってみえる。
そして人間には波長の短い紫外線や、波長の長い赤外線は見えないが、昆虫は人間の見えない紫外線にもっとも強く反応し、その光に吸い寄せられてしまいます。

そこで、コンビニの照明は、紫外線をカットした特殊な電球（蛍光灯）を使用して、人間には明るく見えるのに、昆虫や虫たちには極力反応しないような光で店内外を照らしているのである。

紫外線をカットした光は、虫たちには明るいとは感じられないということなんですね＾＾

虫たちに好かれては困ってしまうコンビニは、紫外線をカットすることで
明らかに虫たちから無視されることに成功したのだ！！！

虫を寄せ付けない電球（蛍光灯）

ということで、そんな虫が寄り付かない電球や蛍光灯などの照明器具は自分たちにも手に入るのだろうかと調べてみたところ、一般的にも普通に販売されているようで、主に店舗や工場などに使われているようでした。

だたし、さすがに特殊な電球とあって、若干高価なのが難点です。

パナソニック 20形スタータ形 紫外線吸収膜付蛍光灯（白色） FL20SWNU

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紫外線をカットする紫外線吸収膜付の蛍光灯直管電球は、一般的な直管蛍光灯よりも、印刷物や色物の商品などの紫外線による褪色を防ぐ効果や、光に反応して飛来する虫が少なくなる効果がある。

なので、衣料品取扱店や、紙製品などを取り扱う店舗、工場などの商品を褪色させてしまっては困る場所や、食品などを扱う施設や店舗などの虫の飛来が問題になるところに使用される電球だ。

虫や昆虫の飛来にお困りの場合は、もちろん家屋の電球を全て紫外線カットの電球の交換できればいいのだが・・・！
家計的にも、自宅の玄関の外灯や車庫などの一部分に取付けるだけでも、虫よけにはかなりの効果が期待できるかもしれません。