空港や航空機に関する話のネタになりそうな雑学を集めてみた

こんにちは

別に知らなくても全然困らないけど、普段の何気ない会話の中で、話のネタに困ったときにちょっと使えそうな雑学を集めています。

今回は、飛行機に関する疑問を５つ選んでみました。

飛行機のはてな

空港の滑走路は真っ平ではない？

空港の滑走路は真っ平と思っている人がいるかもしれないが、じつは平ではなく、両サイドから中央部にかけて、少しづつ盛り上がっているのはご存じだろうか？

勾配がつけられているのは、雨天時に水はけをよくするためである。

飛行機が離陸する際に、スピードはおおむね時速200キロ前後は出ていて、それほどの高速で、雨の日に走行すると、タイヤと路面の間に、雨水が入り込み、ブレーキが利かなくなることがある。

その現象を「ハイドロプレーニング現象」といい、自動車の教習所でも習った覚えがあると思うが、航空機でも自動車と同じように思わぬ事故につながることもある。

滑走路に勾配がつけてあるのは、少しでも水はけをよくして
このハイドロプレーニング現象を防ぐためである。

また、同現象を防ぐため、路面には、幅、深さともに6ミリの小さな溝が
刻まれていて、この溝を32ミリ間隔で刻むことで、雨天時、タイヤと路面の間の
排水を助けているのだとか。

また、その溝は、雨天時外にも、ブレーキの利きをよくするという
役割も果たしているのはいうまでもない。

空港では提示されたパスポートの何を見ているのだろうか

ご存知のとおり、海外旅行などで外国に到着すると、まずイミグレーションで入国手続きをしなければならず、係官はパスポートを機械にかざしてスキャンした後で、モニターをチェックすると、パスポートを返してくれる。

そのパスポートをスキャンする機会は、じつはインターポール（国際刑事警察機構）のデータベースとつながっている。

かつては、イミグレーションで、旅券がブラックリストに入っているかどうかを係官がチェックしていたが、その照合に時間がかかり、係官の前でしばらく待たされたり、なかなかパスポートを返してもらえないこともあった。

そのパスポートが怪しいと思われれば、別室に連行され、係官がインターポールに問い合わせている間、待機させられた。

また、国際手配犯の日本人と姓名が似ているというだけで
空港で長く留め置かれたという人もいたという。

現在では、パスポートの照会は一瞬の作業となり
世界の多くの国と地域で作用されている。

イミグレーションとは、入国審査カウンターのある場所のことを指す。

旅客機のビジネスクラスはなぜ機体の前方なのか

旅客機では、一般的に前方の席ほど快適とされており
エンジンよりも前のほうが、振動が少なく、エンジン音も静か。

ファーストクラスやビジネスクラスが前方に置かれているのも、そのためだ。

また前方のほうが乗り降りもスムーズだし
ドリンクや食事も前方から配られることが多い。

一方、後方の座席はエンジンに近いか、その後ろになるために
騒音や振動が比較的大きくなる。

ご存知のように、機内サービスも後回しにされがちだ。

飛行機の搭乗口が左側の訳は

飛行機に乗るときは、機体の左側から搭乗するが、それは、船の習慣に由来している。

昔の帆船は、舵が船体の右側にはみ出していたので、港では左側で接岸し
そちらから乗り降りをしていた。

その習慣が受け継がれ、やがて船の形が変わって、性能も進化したことにより
舵が邪魔にならなくなってもそのまま左側から乗り降りされてきた。

そのルールが、飛行機の世界にもそのまま引き継がれ取り入れられたのである。

政府専用機の中はどうなってる？

首相などが乗る政府専用機は、普段は自衛隊の千歳基地に駐機していて、首相などが外遊するときには、千歳を発って、まず羽田空港に向かい、首相などはそこで乗り込むことになる。

政府専用機は、外見は普通のジャンボジェット機だが
機内の様子は民間機とは全く違う。

機体の前方一階には貴賓室、婦人室、シャワールーム、秘書官室などが設けられ、中央部には会議室、さらに後方に向かって事務室、随行員室と続き、最後方が同行する新聞記者などが座る客席となている。

飛行機にまつわる雑学

引用図書：

できる大人の話のネタ全書 (デキルオトナノハナシノネタゼンショ)

posted with カエレバ

話題の達人倶楽部 青春出版社 2013-02-23

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