カーネル・サンダース人形を店頭前にシンボルとして設置したのは、実は日本が発祥

カーネル・サンダース人形は日本生まれだった

日本の人気マスコットのひとつにもなっているカーネル・サンダース人形だが、ケンタッキー・フライドチキンがアメリカのフランチャイズということもあって、この人形もアメリカ生まれで、アメリカからやってきたと思っている人が多いのではないだろうか。

現在は、本家アメリカはもちろん、ヨーロッパのほとんどの店舗の前にも、この人形がシンボルとして設置されているが、じつは生まれたのは日本である。

ケンタッキー・フライドチキンが日本に進出したのは、1970年のことだが、当時、フライドチキンそのものが日本では一般的ではなく、ほとんど知られていなかった。

そんなとき、カナダのモントリオールを訪ねた日本法人のアメリカ人幹部が、それ以前にキャンペーン用に作られ、使用済みで倉庫に眠っていたカーネル・サンダース人形を発見した。

それをもとにして、同じタイプの人形を日本で量産、シンボルとして日本の各店舗の店頭に設置したのが始まりだった。

人形は、60歳の頃のカーネルの等身大像で、メガネは本物の老眼鏡を使用した。

因みに、カーネル・サンダーズは生前、仕事用に愛用した白いスーツを経費で落とそうとしたが税務署に却下されていたらしい。

引用図書：

できる大人の話のネタ全書 (デキルオトナノハナシノネタゼンショ)

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話題の達人倶楽部 青春出版社 2013-02-23

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