mini / メッキワイパーブレードのゴムを信頼の国産品で代用する

glaco-10

今からちょうど2年前に新品交換したメッキワーパーブレードのゴムが
両端から裂けているのを発見した。
確認してみると、左右両方とも同じように裂けているので早急に交換しておいた方が良い!

放っておいて、ガラスに傷をつけてしまってからでは目も当てられないね!
傷ついたガラスは車検も通らなくなるので最悪の場合は
フロントガラスの交換という高額な出費に見舞われてしまう

普通ならワイパーブレードのゴムは消耗品なので約1年毎に交換するのが理想的だと思うが
自分の場合は、雨が降っている場合や途中で雨が降りそうな怪しい天気の場合は
殆どミニには乗らないのでワイパーを使うことがあまり無いということで
劣化に気が付くのが遅れてしまいました。

それにしても
ワイパーを殆ど使うこともなかったのにもかかわらず
お約束通りにたった2年でゴムが裂けてしまっているのは
やはり外国製のゴム、いわいる英国クオリティーということなのだろうか?

国産製品では、いくら1年くらいで交換が理想だとは言っても
たった2年やそこらでゴムが裂けてしまうことはまずあり得ないと思う。

クルマに関して全くの無関心で
3年も4年もワイパーゴムを全く交換したことがないというのはザラにある話で
10年間一度も交換したことが無いと言う極端な話も聞いたことがある。

まぁ〜、それはちょっとオーバーな例だけど
それだけ国産のゴムの品質はずば抜けていると言えるのではないだろうか?

スポンサーリンク

作業メモ

ワーキング

glaco-04

ゴム自体の劣化はあまり進んでないように見えるが・・・
運転席側、助手席側ともにブレードの両端が3〜4センチほど裂けてしまっている。

こうなると、ゴムの交換が必要だ!

しかし、ミニのメッキワイパーには交換用のゴムとして
専用品を売っているのを見たことも聞いたことも無い。
カー用品店やホームセンターをさんざん探しまわってもあるはずも無く
ネットでググってみても見つけることが出来なかった。

やはり、いつものようにミニの専門ショップ等で
ブレードごと購入して交換するしか無いのだろうか・・・?

まぁ〜、それでも良いとは思うのだけど
でも、また同じ外国製の品質の悪いゴムを使用したブレードを使うことになる訳で
2年後にはまた同じように劣化して、再び交換という
同じことの繰り返しになってしまう。

それは嫌だなぁ〜(^^;)

出来れば、経済的にもゴムだけを交換したいし
近所ですぐに手に入れられる品質の良い国産品のゴムで代用することが可能なら
もう何の心配もいらなくなるはずなのだが・・・

glaco-01

とりあえず・・・
構造を確認しながら、メッキワイパーを分解してみる

両端にはプラスチック製のストッパーがはめられているが
取り外しが容易な構造ではないようだ

これは、最初から基本的にゴムの交換が可能な仕様設計ではなく
劣化したら、もう分解等しないでブレードごと買い替えなさいということなのだろうか

glaco-02

プラスチック製のストッパーを壊さないように先の細いピン等を使って
慎重にストッパーの爪を持ち上げて取り外す。

glaco-03

メッキワイパーに付いているゴムの断面
正式名称は「山形トンネルタイプ」と言うらしい。

旧車などのワイパーゴムにはほとんどこのタイプが使われていたそうだ。

似たようなタイプのワイパーゴムは
現在でも一部のメーカーから生産されて市販されているようだが
在庫として取り扱っているショップはほとんどなくて
ましてや、沖縄でうちの近所のショップではまず見つけることは出来なかった。

一応これなら、ネットで入手も可能だが・・・

しかし、現物も確認しないでネットで注文してしまっていいものなのか
まだどうなるかも分からないし
送料もかかってしまうので、確信が持てないと不安になる。

glaco-05

似たような断面形状のゴムを探していたら
考えようによっては、使えそうなモノを見つけた。

しかも、何と半額だ

ということは、たったの数百円なので
これだと失敗してもあまり気にならないお値段だ(^^)

まずは試しということで早速、購入してみた。

glaco-06

断面形状は台形!
頭の部分を切り取るなどの若干の加工をしたら何とかなりそうだし
ギリギリ左右の2本分が取れそうだ。

glaco-15

端をカットして断面を出す。
更に、本当にギリギリではあったけどなんとか2本分を切り出すことが出来た。

今回は、半額セール品だったので仕方ないが
普通に買うのなら、もう少し長さに余裕のあるものが良いね

glaco-16

断面はこんな感じ
だけど、このままの状態ではステンレス金具に収めることは出来ない

glaco-14

劣化した元のゴムはスーッと抜ける

glaco-13

ゴム固定用のステンレス金具はこんな感じ
正式名称は「バーディブラ」と言うそうです。

glaco-18

買ってきたワイパーゴムがバーディブラに差し込めるように
頭の部分を加工します。

glaco-19

バッチリ歪になってしまったけどなんとか切り込み完了!
バーディブラに差し込めれば、それで良いので一カ所だけを切り取って細くした。

glaco-20

差し込みを容易にするために先っぽの角を切り取った。

glaco-21

こんな感じで差し込み開始

glaco-08

イェ〜ぃ
キチキチだったけど何とか取付け完了!

まぁ〜、見た目は歪で汚いけど
入ってしまえば問題なしだぜ!

glaco-23

早速、ブレード本体の爪に引っ掛けるようにスライドしながら取付ける。

glaco-24

ストッパーを差し込んだら全て完了!

何とかなりましたね〜
ヨカッタです〜(^^)

glaco-25

同じ要領で2本分の製作作業が完了 !

glaco-50

付属していた2本のステンレスバネ線「バーディブラ」は
欲しい時には、なかなか単体では入手困難なので
今後の為に捨てずに取って置いた方が良いね!

例えば、配線の引き込み用のガイド棒に便利に使えそうだ(^^)

glaco-26

出来上がったワイパーブレードをアームに差し込んで今回の作業がひとまず完了。

今回は、市販の高品質な国産ワイパーゴムをどうしても使ってみたいということで
実験的に無理矢理作業を進めてみたが、工夫次第ではそれが可能だと言うことが分かった。

例の旧車用の「山形トンネルタイプ」が簡単に入手出来れば、もっと楽になるはずなので
それにこしたことは無いが
今回の実験からは、必ずしも入手困難な「山形トンネルタイプ」を使わなくても
逆にいつでも簡単に手に入る普通のタイプでも少しの加工で使えることが分かったのは
大きな収穫だった。

これで、ミニにも最近話題のグラファイトワイパーゴムやガラコ撥水加工等の
高品質な国産のワイパーゴムを使うことが出来るようになったし
なによりも・・・!
改造が必要だとはいえ、いつでも近所のカーショップで簡単に入手が出来るというのは
気持ち的にも非常に安心だ(^^)

下記のソフト99製のワイパーゴムは、旧車用の山形トンネルタイプらしいが
最近は取扱いのショップがほとんどなく、店頭で注文して取り寄せてもらうか
またはネット通販で入手するしかないようだ。

実は、今回は何度も言うように実験的だったけど・・・

先程、カーショップから連絡が来て、ソフト99ではなく別のメーカー製ではあるが
例の旧車用の「山形トンネルタイプ」の在庫が取引業者で確認出来きたらしく
送料等の別途料金も必要なくいつでも取り寄せが可能だというので
折角だし、今後の予備の為にも700ミリを2本注文した。

到着次第に、またちゃんとした「山形トンネルタイプ」で作り替える予定だ♪
報告はまた今度・・・(^^)

追記・・・2014年9月1日

注文してあった国産換えゴムが手に入ったので
早速、取替えました。

クラシックミニの社外メッキワイパーねたが続いていますが これで、もうほんとに最後です(汗)...

注文したモノは、全く改造なしで簡単に取替えることが出来たので
まるでミニのメッキワイパー専用の換えゴムかと思うほどでしたよ(^^)

じゃぁ~またね~
IVY

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします


スポンサーリンク