mini / 気になるオルタネーターファンベルトを交換してみる!

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普通ならファンベルト関係の不具合といえば、ベルトのヘタリによる滑りや
ベルト鳴きなどの異音などが挙げられると思うけど・・・!

以前に以下のブログ記事にも書いたように
普通のベルトの不具合ということではなく
オルタネーターに保護カバーを取付けたことによって
保護カバーがエンジンフードに干渉するようになったことが
とても気になっていた。

以前、エンジンフードを開けた時に、高速で回転している剥き出しの オルタネーターのフィンに、...

もしかしたら、ベルトが延びているのか?
標準よりも若干長めのベルトが使われているのか?

それともうちのタイプのミニには
そもそもこのカバー自体が合わないのか?

原因がさっぱり分からないので
とりあえず新しいベルトに交換して試してみることにした。

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一応、現在のオルタネーターの取付け位置の高さを確認しておく
ボディーから8mmナットの中心までの距離 80mm!

新しいベルトを使うことによって今よりももう少し高さが低くなって
エンジンフードへの干渉を避けられるのか期待が膨らむ(^^)

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目次

メイキング

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この作業自体は一つ前の記事にあげた水温センサー取替えからの
継続作業なので既にオルタネーターは取外し済だ♪

MINI1000やキャブクーパーのエンジンヘッドのサーモハウジングの下方に 取付けられてい...

ファンベルトを確認してみると・・・
おっ!メーカーも品番も自分が調べた通りのミニ用のベルトが付いている。

しかも、劣化や摩耗などはほとんど見られずまだ十分に使える状態だ!
ということは、新しいベルトに交換してもぜんぜん変わらないのか?
ちょっと不安になってきた(汗)

でも、やってみなきゃ分らないので作業を続行してみるサ!

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オルタネーターのファンベルトは
先にもう一つの長いベルトをコンプレッサーの
プーリーから外さないと取り出すことはできないので
テンションプーリーを緩める。

一応、念のために現在のテンションプーリーの
位置に印をつけて置いた。

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もうめんどくさいので、テンションプーリーを外してしまった。
これで長いファンベルトを容易にコンプレッサープーリーから
外すことが出来た。

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今回準備したファンベルトは
バンドー化学 RAF2230 の同等品
三ツ星 MPMF1230だ!

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比べてみると、三ツ星 MPMF1230 の方が若干幅が広いけど
長さはほぼ同じようなものだったので
やっぱり取付後も、今までとほとんど変わらないのでは無いのか
という不安が増してしまった。

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折角なので、取外したテンションプーリーのお手入れ!

ベアリング部分にはグリスアップ!

本体にはサビが広がっていたので、サビチェンジャーで
簡単なお化粧を施しておく。

オルタネーター

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ここでもう一つの実験!

以前不具合を起こして、取外してあった大容量70Aのオルタを点検して
少しのお手入れをしてみたところ

もしかしたら直ってしまったんじゃないかと思えたので
今回もう一度取付けてみたいと思う。

先日取外したオルタネーターですが・・・ 手で空回しをしてみてもやはり、あのカチカチ音は出て...

もし無事に直っていたら、ラッキーだし
やっぱりダメだったら、また古い純正オルタに戻せば良いので
ダメ元で試してみよう(^^;)

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オルタのプーリにもサビチェンジャーを塗った♪

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作業ももう手慣れたもので、オルタネーターも
サクッと取付けることが出来た。

先程の高さを測ってみると・・・
なんと、70mm、1センチも下がっている
多分、長さはほぼ同じでも幅が太かったのでその分プーリーに沈まずに
オルタを下げる要因になったのかもしれない♪

思惑が大当たりで、やった甲斐があったと大喜び!?

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ところが・・・喜んだのも束の間で
ワクワクしながらエンジンをかけてみると

以前オルタから発生していたカチカチ異音は無くなってはいたが
少し回転数が上がるとジャージャーと変な摩擦音が発生するのは改善してない!

そういえば、あの時はこの摩擦音と同時に火花まで発生していたっけ!

これはやっぱりダメだ〜!
怖くて使えね〜よ〜 σ(TεT;)

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んっ、まてよ!
もしかしたら、この摩擦音はオルタカバーのせいか?

ということで、カバーを外してみたが症状は全く変わらず…ッ!

残念だけど、もう諦めよう!
このオルタはやっぱりもう壊れて使えないよ
結局お払い箱だなwww

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ということで
再びというか3度というか、純正の古いオルタに逆戻り。

一応動いているし、電圧の事さえ気にしなければ何の問題も無いと思うので
しばらくはこれで我慢するしかないね(^^;)


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結果的には…

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さてさて、今回の最大の目的
オルタネーターカバーがエンジンフードに干渉する問題はどうなったのか?

早速、テストしてみた!

接触の状況が分るように、フードに貼付けた緩衝用のゴムテープに
シリコングリスを塗りたくってフードを閉めてみる。

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ガチョ〜〜〜ん ( ̄  ̄メ)

ただ単にフードを閉じて開けただけなのに
オルタネーターカバーにはシリコングリスがベットリっ!

えっ、どういうこと・・・ッ!
エンジンの振動で接触するのではなくて
最初からくっつきっぱなしってこと?

あ〜ぁ、全く改善してないさぁ〜(涙)
もう笑うしかないね (T^T)ウック!

ベルトのせいでも何でも無かったって事だ!
非常に残念だけど、このカバー自体がそもそもうちのミニには
合わないってことで、やはり諦めるしか無いようだ。

渋々だけど・・・
今度取外します(泣)

ということで
今回の作業は期待した結果にはならなかったけど
いろんな意味でとても勉強になった有意義な時間になりました。

・・・・・・ッ

でわでわ・・・!

結局、オルタネーターカバーも社外70Aオルタネーターも
使い物にはならなかったというお話でした〜(〃⌒ー⌒〃)∫゛

IVY

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