サビ対策リアフォグランプの取付けステーにご注意

RoverMini / Rear fog lamp OverHaul

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初代アイビー号ローバーミニ1998 から取り外したミニの
純正リアフォグランプです。

フォグランプ自体はプラスチック製なのでサビの心配は無いが
取付けステーが意外にもサビに弱く、ボディーに取り付けた状態では
ステーはバンパーの影に隠れてしまうので、見落としがちになってしまう

サビの進行を放っておくと、もらいサビでボディーにまで浸食してしまい
深刻なダメージを受けてしまうので、要注意事項として定期的な点検が必要だ。

ここまでサビがヒドクなっているのが わかりにくい状態でした。
幸いにも、ボディーへのもらいサビは発生していなかったのでヨカッタです(^^)

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うおぉぉぉ~ヒッデーっ!ボロボロです。
よくも、こうなるまで気が付かなかったものだ!

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あぎじゃびよ~

後ろもすごいよ!
あまりのサビで、ボルトも外れません。

無理にまわしたらボルトナットが両方とも空回りを始めてしまった。
もういくら回しても、ナットが緩むことはありませんね~

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Working

分解オーバーホール

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分解して、中をのぞいてみます。

配線も外しましょう・・・

んっ!黒い線は取り外し可能な端子が付いているのに
赤い線はカシメられていて外せない!

ええ~い、切っちゃえ!パチンッ。

ボルトの取り付け状態は・・?なにっこれ! プラのカバーが溶着されているぞ!

その中でプラがなめてボルトが 空回りしているようだ。
これはもう、壊して取り外すしかないですね~。

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では、ボルト自体をドリルで壊しましょう~。
ずれない様にポンチを打って、ボール盤で、ボルトを削り取ります。

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片方の、ナットが外れました。同じ要領でもう片方のナットも取り外します。

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前の作業で、ナットが外れて、とりあえずステーは取り外せました。

今度は、埋め込まれているボルトの取り外し作業です
埋め込まれてかぶさっているプラのカバーを半田ごてを使って溶かして
ボルトの頭を出し、反対側からコツンと軽くたたいて取り外しました。

その後、焼けて荒れてしまった面を平らに修正しないといけないのですが
素材が塩ビのようでモーターツールを使ってもうまく削れません。

カッターで切り取ったほうが早いのだけど、形状が悪くてうまく切り取れません。

結局、モーターツールのサンダーで時間をかけて根気よく
作業を続けることになりました。

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サビを削り落として、サビチェンジャーを塗り終え
サビが黒皮膜に変化したステーです。

更にこの上からサビ止め用の黒塗装をします。

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筆塗りで、必要以上に厚く塗りすぎてしまったので全く乾いてくれません。
結局、ランプのかさに引っ掛けて丸2日間、放置しました。
これで簡易焼付け塗装になっているのかな~?

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ステーもきれいになったので、再組み立てを開始します。
まずステーとボディーの間のゴムパッキンを作ります。
これでステーからのもらいサビを防ぐことが出来ると思います。

ネジ用の穴は、ベルトなどに穴を開けるポンチを使って開口しました。

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更に、防水を意識してネジにもゴムパッキンを作って取り付けてあります。
(写真では見づらいかな?)

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ステンレスのビスを使ってステーを取り付けます。
さっきと違いステーもきれいですね~。

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反対側からは、やっぱりネジが飛び出しています。
早速、長さの調整をします。切り込みラインをマジックインキで印を付けます。

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バンドカッターにセットして一気にカット!

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いつもの事ながら、きれいに長さが調整されました。
自作の防水用ゴムパッキンがはっきり写っています。

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さて、次に切り離した配線の処理に移ります。

最初に切り離した、赤い線にキボシ端子を取り付けました。
この際、端子の付いていた黒い線もキボシ端子に変更しました。

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反射板をクリーナーで磨きこみ、ランプ側の配線処理を施して
慎重に組み付けます。

赤いプラスチックカバーもプラスチック用のコンパウンドで
バッチリ磨きこんであります。

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サビと、汚れを取り除きとてもきれいに蘇りました。
新品とまではいかなくても、とても満足なレベルです。

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フォグランプを取り付ける為のビスです。
こちらも、サビていますね~!
交換したかったのだけど、やっぱりインチなので合うビスが見つかりません。
仕方なくサビを落としてサビチェンジャーを塗りこんで再使用です。

日頃のメンテナンスの参考書です。

たまにはバンパーも外して確認したほうがいいよ〜♪
あまりにひどいサビを見て、倒れないでね!!!

定期的にバンパーを外してみよう・・・ 愛車の最大の敵、サビっ! 大事にしていればなお...

それではこの辺で
じゃぁ~またね(@^^)/~~~
@ivy_marcos32

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