《 IV号駆逐戦車L/70(V) 》

名作だけど問題点も多いタミヤのキットをとことんイヂり倒し。

キット最大の問題点である車体(元々モーターライズの為、電池やギアボックス収納の関係上シャシーがスケールに対し一回り大きく設計されている。)の修正に始まり、砲身パーツのみでL/48とのコンパチ設計になっている為にL/70になりきれていない部分をトライスターIV号系車輌ホイールセット、アベールやショウモデリングのエッチングパーツ、タミヤやモデルカステンの各種小パーツ類等で修正、砲身はファインモールドのアルミ製に換装、フェンダーや装甲板等厚みが気になるパーツはプラ板で自作、ザウコプ等はキットのパーツを芯にパテで大整形等など。

結果的にキットのディテールにほとんど手を入れる状態になってしまったので、キットで再現している中期生産型から最終期生産型のディテールに同時改造。その為に排気管やリターンローラー取付基部等のパーツをドラゴンのIV号駆逐戦車A-0(初期型)の余りパーツとなる後期型用パーツを流用。また、履帯もモデルカステンのIV号系戦車最後期型用(接着固定タイプ)に変更。

塗装は大戦末期の一般的三色迷彩で、タミヤアクリルに同エナメルでウォッシング&チッピング、MIGピグメントやタミヤウェザリングパステル等でウェザリングしています。

フィギアはこののキットの特色(?)なので、細部のディテールアップ等に留め、キットのポーズのままで仕上げています。

あと、展示ベースとネームプレートは北海道釧路市のミヤケ模型さん(http://www.bekkoame.ne.jp/ro/miyake/base1.html)にて、作品に合わせてフルオーダーで製作してもらいました。
(ニス塗りは自前作業。)

使用キット:タミヤ1/35IV号駆逐戦車ラング
製作者:みぶろ【模遊美会員】
投稿日時:2007年5月20日(日) 16:16

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