アドバイス

正しいシャンプー術 ◎教えます◎

2017/06/16

トクするシャンプー知識

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●シャンプーの目的は、単に髪の汚れをおとすだけじゃない。

髪や頭皮を健康な状態に保つ、スタイリングしやすくする
などなどシャンプーの意義はたくさんある。

シャンプーの正しい知識と技術をマスターして、ヘルシーな髪を保ち続けてほしい。
ご存知のように「髪はながーいともだち」なんだからね!

● 頭皮も洗ってほしい!

髪の汚れの真犯人は、頭皮から分泌される脂だ。
これが変質したり、ホコリが付着したりして髪が汚れたり、頭がカユくなったりする。
だから、シャンプーによって頭皮を常に清潔にすることが、基本中の基本といえる。

● 汚れ落としの主役

その汚れをおとすのが界面活性剤。石鹸なんかにも含まれているヤツ。
だけどシャンプーの場合は、髪をいためず、効果的に汚れを落とすために
種々の界面活性剤が複雑に配合されているのだ。

● シャンプーの泡ってエライ

髪は、とにかくマサツに弱い。
特に濡れた状態でのマサツとなると、モー、最悪。
洗髪時は、ワーストな状況だけど、髪をマサツから守ってくれるのが泡なのだ。
はかない泡にも存在感アリ。

● 色や香りも楽しみたい

シャンプーには、たいてい色や香りがついているけど
これは爽快なシャンプー気分のための重要な要素。

また、同時に、原料自体の色や臭いをカバーするという実用的な
役目もひきうけているのだ。

最近は、健康ブームで無香料、無添加の自然派シャンプーも多いけど
そのへんは自分の価値観で選んでほしい。

● 正しいリンスの知識

リンスをすると、髪がシットリしなやかになる。
これはシャンプーでとれすぎてしまった脂分をリンス剤が補うから。
また、シャンプーで陰性になったイオンを陽性に戻すなんていう働きもある。

 

どんなシャンプーがいいの

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上手なシャンプー選び!ここがポイントなのだ。

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まず自分の髪と頭皮を知る

シャンプー選びのスタートは、何といってもまず、自分の髪質や頭皮の状態を知ること。
硬いか、柔らかいか、脂性か、乾性かなどなどを頭に入れてほしい。
それをもとに、いろいろなシャンプーを試して、ベストなモノを見つけるのが理想。

男と女は髪もちがうのだ

一般的にいえば、女より男のほうが頭皮脂の分泌量が多い。
つまりアブラ性ってわけ。
だから男性用シャンプーは、洗浄力が強く、しかも髪を傷めないということに
重点がおかれている。
お母さんやお姉ちゃんのを使ってみるのもいいが、まずは男性用をお試しあれ!

シャンプーとフケの関係

フケ取りシャンプーを使っているのにフケが出るという人は、乾燥フケの場合が多い。
そういう人は洗浄力の強いシャンプーは絶対やめて、弱酸性のものを使ってみること。

しかし、シャンプーとフケの関係は体調のバランスなど実に微妙。
それこそ試行錯誤が必要なのだ。

 

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シャンプー注意事項

●自分に合ったシャンプー量を知れ

一般的なシャンプー使用量は、2度洗いの場合、1回目がティースプーン1杯半~2杯(6~8ml)、2回目が1杯(4ml)くらいだといわれている。

しかし、個人差も大きく髪の長さにも関係するので泡がたちすぎず、少なすぎずという状態をめやすに、自分の頭髪が最も必要としているシャンプー量を見つけよう。

高いシャンプーだからといってケチらず、かといって泡がたつまで何度も何度もシャンプーを取るのは無駄中の無駄!

●お湯の温度にも気をつけよう

ふだん何気なくシャンプーしてるけど
シャンプーに最適な温度は何度なんだろうと思ったキミはエライ!

シャンプーするのに最も良い温度は36度~37度、体温に近いヌルめの湯なのである。

これより高すぎるとフケが出やすく
低すぎると血行が悪くなり抜毛の原因になりかねないのでご注意!

 

正しいシャンプーのプロセス(手順)

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 最初に必ず水洗い

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ただ湿らせるのではなく、すすぎの感じで充分に素洗いをする。
これでホコリなどの汚れはほとんど落ちてしまう。

 シャンプー液は必ず手に取る

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シャンプー液を手に取り、両手で少し泡立ててから
前、左右、頭頂部、後頭部などに少しずつつけて全体に泡立たせる。

頭髪の中で最も汚れのたまりやすいのが、耳の後ろ側の部分なので
指先でシャンプーをチョイと付けておくとサッパリ洗える。

以前にテレビでボトルから直接、頭にシャンプー液を豪快にふりかけて
男らしさをアピールしたCMがあったけど、決して真似をしないように!

男には致命的なハゲの原因になりかねない。

 手は丸ーくソフトに

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いまどき、爪を立ててマッサージしてるヤツはいないと思う。
いたら、バカといってやりたい。

ちょっと過激だったけど、ほんと今すぐにでも止めてほしい。

気持ちがいいからと爪を立てたりするとデリケートな頭皮は
傷だらけになってしまい雑菌などで化膿すると大変な目にあう。

大きいボールをつかむ感じで手を丸くし、指の腹で頭皮を動かしてほしい。

泡立ちが悪いならシャンプーを付け足すのではなく
サッと流してから2度洗いをする。

 すすぎは、しっかりと

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洗髪自体に負けず劣らず重要なのが、すすぎ。
地肌や毛先にシャンプーが残らないよう、ていねいにすすぐ。

すすぎ方が足りないと、シャンプーの残留物が原因でフケやカユミが
出ることがあるからだ。

シャンプーの2倍ぐらい時間をかけるつもりでやってほしい。
頭皮、生え際は残しやすいので注意!

 リンス、トリートメントは、毛先を中心に

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一般的なリンスは、長時間つけていてもあまり効果がない。
油分が補給され過ぎてしまい、逆効果なんてこともありうる。

傷みが気になるならトリートメントを手に取って
なるべく頭皮にはつかないように傷みやすい毛先を中心にやさしくなじませる。

 仕上げ

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すすぎ残しのないように、充分にすすごう。
しっかりすすいでもリンスやトリートメントの効果はあるから大丈夫だよ!

逆に、すすぎ不十分が原因のフケやカユミのほうが恐い。

極端な例では、ハゲの原因にもなるから注意!

-------☆

 

それでは、毎日の正しいシャンプーで
イキイキ健康な髪を保ってくださいね(^^♪

HairShop IVY HOUSE



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