ヘアスタイル

男子ヘアの王道!長年ロックンローラーに愛されるヘアスタイル

2019/10/02

PONPADOUR
バングを高々と盛り上げてワイルドさを強調!

長年愛されるバーバーヘアの王道

フロントに高さと丸みを出して、リーゼントヘアと組み合わせてつくられることの多いこのスタイルは、ロックンローラーやロカビリアンなどの音楽ファンの間で根強い人気を誇るスタイルだ。

エルビスプレスリーを筆頭にロックミュージシャンの間で流行した男らしいスタイルが、ポンパドールことポンプだ!

PONP

一番の特徴は、高く盛り上がったバング(前髪)、サイドはタイトに抑え、対照的にバングとトップはなめらかな曲線のシルエットになるよう高く盛り上げるのがポイントです。

近年は、ドライヤーやブラシを使ったヘアスタイルが減少しているものの、ポンプはブローの段階で全体の流れをつくり、バングを立ち上げる必要があります。

王道のバーバースタイルの中でも高度なテクニックが求められるスタイルであり、我々技術者の腕の見せどころでもある。

 

バリエーション
バングの高さの比較

 

 

左端のサイドからバックにかけて深く刈り上がったコテコテのポンパドールことポンプは一般のお客様には、なかなか受け入れられにくいため、若干、力の抜けた感じはするもののサイドパートを軽く入れた中間と右端のような、ソフトな挑戦しやすい自然なポンパドールがおススメです。

 

スタイルのポイント

丸みを帯びたバングは、ただ高く盛り上げるだけではなくバランスが重要です。
頭の丸みや鼻スジ~眉間のカーブなど、顔と形の形状を見ながら同じ曲線になるようフォルムを整えるとバランスよく仕上がります。

また、バングは崩れやすいので、ブローの段階でブラシを使ってしっかり根元から立ち上げて、粘度の高いスタイリング剤でホールドするのがポイントですね。

 

Tool

トップとバングの立ち上がりを作るうえで欠かせないのがブラシです!
ドライヤーを当てながら、スケルトンブラシで根元から立ち上げて、さらにロールブラシで丸みを付ければきれいな曲線のシルエットに仕上げられます。

 

近年外国では、クリッパー(バリカン)を駆使したフェードという技法がとても流行っているようです。

 

 

これぞコテコテのPONP!

カッコいいですね〜!
ポンプには、ひげが最高に似合いますね♪

 

PS
またポンパドールといえば、こんな曲を思い出します。
曲自体も超ノリノリで最高にかっこいいし、歌詞の中でリーゼントではなく
ポンパドールと歌った抜群のセンスも光ってます。

 

サディスティック・ミカ・バンド「タイムマシンにお願い
※3番の歌詞にご注目

♬さぁ、何かが変わるそんな時代が好きなら
さぁ、そのスイッチを少し昔に回せば
鹿鳴館(ろくめいかん)では夜ごとのワルツのテンポで今宵も
ポンパドールが花咲きシルクハットがゆれるわアハハン♬

 

いやぁ~、懐かしい曲ですね
今聞いてもカッコいいし、全然イケてます。
チャーも登場して高中正義とのギターセッションも最高です(^_-)-☆

 


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男子だって

余談ですが・・・♪

女性はヘアスタイルで変身するとよく聞かれる言葉だけど
男子だって負けてはいません。

 

 

 

うわっ!
全然違いますね♪

ビフォー画像では、全然さえない表情の男子が、アフターではキリッと引き締まって
出来る男って感じになりました。

チョイワルな雰囲気もグッド!
こんな男子なら女子も放ってはおけないかも(^^♪

 

以下のスタイルはポンプではないけど・・・!

 

 

 

ヘアスタイルを変えるだけでこんなにも表情が変わりますね。

 

男子は、意外に臆病で自分のイメージが変わるのをとても恐れる傾向にあるようです。

若いうちはまだいいけど、年齢を重ねるうちに一度気に入ってしまったスタイルをなかなか変えようとはしません、会社や社会的に築き上げた自分のイメージが壊れることへの恐怖と、ヘアスタイルを時々変えてしまうとチャラく見られてしまうのではないかと不安な気持ちになってしまうのでしょう。

また、男子は少し髪を切ってきただけでも一目で印象が変わるので周りの人たちに「髪切った?」「さっぱりしたね」などと言われることに照れくささを感じてしまうのかもしれません。

それが、スタイルチェンジとなると尚更です。

女性は、髪を切ると周りに気付いて欲しくて「髪切った?」「変わったね」「可愛くなったね」などと言われると嬉しいといわれているけど、男子はその逆で、気付いて欲しくなく何かをいわれるのも嫌な傾向にあるようですね。

ファッションにはあまり興味のない男子や
特に昭和男子にその傾向が顕著に見られるようです。

同じ男子として気持ちは分かりますが、やはりヘアスタイリストとしては、もっといろんなスタイルにチャレンジしてヘアファッションをそして人生を楽しんでもらいたいものです。

引用図書:ベーシックバーバースタイル

IVY HOUSE



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