男と女では話をする理由が根本的に大違い

男女で違う会話の目的

異性との会話中に、どうも話が噛み合ってない気がする・・・！
そんな経験をした人も多いのでは？

その理由はもしかすると、男女の脳の働きが
微妙に異なっているせいかもしれない。

たとえ同じ話題も、実は男性と女性では
会話をする目的や理由が違うことがあるのです。

古代の狩猟生活のDNA

男は解決を求めて話をし、女は共感を求めて話をする！

男女の考え方が異なるのは、人間が最も野生に近い状態で暮らしていた頃の本能によるものとされていて、人間が石器を使っていた時代に、男性は狩りに出かけ、女性は集落を守って暮らしていたことに由来します。

男性の狩りは、刻々と状況が変わる中で、命がけで行われます。

狩りに出た男性たちは、見の前で起こる試練や問題を仲間たちに報告し
ともに解決するために会話をしていました。

その間、女性たちは集落を守ることになり、そこで仲間たちと会話し
共感し合うことで、集落に異変がないかを確認していたのです。

そんな人類が生き残るために手に入れた「男女の考え方の基本」は、現代人にも変わらずにそのDNAがしっかりと受け継がれているのです。

異性との会話が噛み合わない場合、この男女の基本的な考え方の違いを思い出し、異性が「今、何を目的としてこの会話をしているのか」がわかれば、それに対応することでもう会話が噛み合わないということもなくなるでしょう。

そして、男女の基本的な考え方の違いがあるからこそ、「人類は補い合って絶滅することなく発展してこれたんだ」と思えばもうイライラすることもなくなるかもしれませんね。

さて、男性は女性から何かを相談されたときに、一生懸命に解決策を考えて話そうとしますが、しかし、それでは女性が望んでいる会話になることはまずありません。

女性から「ね～聞いて聞いて・・・」といわれて相談を受けたら
たいていの場合、共感を求めていることが多いので、そんなときはただ話を聞いて
共感してあげればいいのです。

たとえば、カップルで一緒にブティックに行って
女性が「このワンピとこのブラウスとどっちがいい」と聞いてきたとき
男性が「これがいいよ！」といったとたんに気まずい雰囲気になった
という話をよく聞きます。

その場合、女性の心の中ではもう答えは決まっているのです。

運よく女性が心の中で決めたものを言い当てたのであればまだしも
違うものを言ってしまっては気を悪くしてしまうのです。

その場合は、女性は解決してほしいのではなく共感してほしいのです。

そうと分かれば、おのずと答え方は・・・！
さて、あなたなら何と答えてあげますか。

ヒントは以下の記事にあります

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百識

反対に、女性は男性の相談に対して、一緒に解決策を考えてあげるようにすれば
相手もきっと満足してくれることでしょう。

相手に、自分の話を聞いてほしいとき・・・。

男性の場合は、女性の話を聞いた後に

「面白い考えだね！そこで思いついたんだけど・・・。」

などと、まず初めに女性の発言に共感を示してから、自分の話を切り出す。

女性の場合は、

「解決したいことがあるんだけど、ちょっと聞いてもらえる？」

などと、目的をしっかり伝えます。男性は、目的のない会話が大の苦手！
最初にどうしたいのかを明確に伝えると、話を聞いてもらえる場合が多いのです。

参考図書：新書版シリーズ 「男のホンネ、女のホンネ」より