男女の好みも大違い！「強い」が一番の男と「かわいい」が一番の女

男女のトリセツ

男性と女性では、好みも大きく異なってくる。

自分が「これはいいものだ！」と思っていても
異性にとっては全く理解されないということは珍しくない。

むしろ、分かってもらえないのが普通で、当たり前くらいの感覚で
いたほうがいいのかもしれない。

男と女の「かわいい」の意味

なんにでも使える女性の「かわいい」は万能ワード？

女性の言う「かわいい」と男性の考える「かわいい」は、全然違うものだという話を聞いたことがありませんか？

「このバッグかわいい！」「このケーキかわいい！」「〇〇ちゃんかわいい！」などなど、女性の好む「かわいい」は、男性からするとなんにでも使えてしまう万能ワードではないかと思えてしまうほどです。

でも、それは女性が男性に比べて「察する能力」が高いからだといえるのです。

女性は少し見ただけで、その物体がどういうものなのかを
分析することができるというのです。

そして、色、形、雰囲気などから分析結果を出すのですが…！

「（○○なので）かわいい」と言うべきところを、論理立てて話すのが不得意な女性はその「(○○なので）…」という部分が、詳細すぎてすぐには言葉に表しきれずに、ただ単に「かわいい」と言ってしまうのです。

女性は、適当になんでもかんでも「かわいい」と言っているわけではなく、細かい理由があってかわいいと表現しているのですが、その省略された細かい理由を察しの悪い男性には理解できないのです。

女性同士であればその細かい理由はお互いに察することができるので共感し合えてうまくコミュニケーションができているのでしょう。

男性の考える「かわいい」には、主に女性を指して「可愛らしい、美しい」という2つの意味しかない乏しい表現力のほうが、むしろ女性にとってはオドロキなのではないでしょうか。

男子の「カッコイイ」は強さの象徴

男性が好むものは何といっても「かっこいい」ものです。

男性自身がカッコよさを感じるものには
多くの場合「強さ」とセットになっています。

男性には、闘争本能があるため、強いものが大好きなのです。

いわゆる不良のような悪ぶった態度をとったり、体を鍛えたりするのも「誰よりも強くありたい」「他の男からナメられたくない」という思いがその理由なのです。

ただし、男性と女性の考える「かわいい」が別ものであるように、男性がかっこいいと思うものを、女性もかっこいいと思うかは別の話です。

男性が「かっこいい！」と思うファッションやクルマ、悪っぽいデザインのものを見て、「なんだか怖い」と思う女性も大勢いるのです。

ひとつの表現をとっても、男女の受け取り方や感じ方は違います。

まずは、男と女ではその辺の違いがあることを正しく認識しておいた方がよいでしょう。

自分が「かわいい」「かっこいい」と思うものを異性にやみくもに同意を求めるのは、無理があると思っておいたほうがいいのかもしれませんね。

相手のお気に入りを褒めるとき

男性から女性へ

「かわいいね！」

女性の「かわいい」は見た目の愛らしさだけではなく
幅広い意味を持っています。

女性から男性へ

「かっこいいね！」

男性は力強いもの、悪そうなものを「かっこいい」
と感じているので、自分がそういわれると嬉しさ満点です。

引用参考図書：新書版シリーズ 「男のホンネ、女のホンネ」より