歯科技工士用のレジンをパテとしてプラモに使ってみた

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先日の「模遊美やま会」で同席のメンバーOさんに買ってきてもらった歯科技工士用のレジンセット「 OSTRON II 」です。

Oさんはお仕事が歯科技工士という事で、これを使って趣味のフィギアも楽しんでいて、いつも素晴らしいオリジナル作品を作り出しています。

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Oさん作 エイサー太鼓

その造形のあまりの素晴らしさに自分たちもツイツイ欲しくなって、無理言って手に入れてしまいました。

やめときゃいいものを、好奇心おう盛な性格なので、これを使えばもしかしたら自分にもあんな作品が作れるかも・・・

なんて、甘い夢を見てしまいましたよ〜(^^)

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早速、使ってみます♪

Impression

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という事で・・・
早速、手に入れたレジン粉末と硬化液を適当な容器に小分けして、Oさんから習った使い方を参考にして、現在メイキング中のプラモデルにパテとして使ってみる事にしました。

混ぜる容器は、ポリ容器がなかったので使い捨てを覚悟して、プラモデル用の塗料皿を使ってみます。

レジン粉末をプラカラーのかくはんスプーンで適量にとって塗料皿に移し、硬化液をスポイトで垂らして混ぜると粘土状になりました。

粘土状になったレジンをプラモの部品にくっ付けようとしたのですが、全くくっ付いてくれない

あれっ、と思ったけど・・・

すかさず、部品に直接硬化液を垂らして部品上で粘土状のレジンをコネながら付けてみると、今度はバッチリ喰らい付いてくれました。

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こんな感じです!

レジンはホンの5〜6分程でカチカチに固まりました。
しかも、その食い付きもスゴいもので全く剥がれる事がなく、まるでプラと一体になっているようです。

さすがは、歯科用のレジンです。
容易に剥がれてしまっては困りますよね〜

その時はスッゲー〜なんて感動したのですが・・・

その固さたるや、まるで石だぜ!
半端ないです〜(^^;)

これもさすがの歯科用って事ですね。

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しかし、それからが大変でした。

いつも使っているプラモ用のヤスリやサンドペーパーでは全く歯が立たず、いくらやっても一向に削れてくれません。

今まで大きな改造や造形などはやった事がなく、必要を感じなかったので番目の低い粗いヤスリやサンドペーパーは準備してないし〜

仕方なく目の荒い金属用のサンドペーパー、木工用のサンドペーパー、そしてリューターを駆使して、やっとここまで仕上げる事が出来ましたよ〜

いやぁ〜、参った!

それでも、まだ荒さは残っているので、溶きパテなどでの最終的な仕上げが必要ですね(^^)

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こちらの部品は小さなヒケの修正だったので、レジンの量も少なくて、いつものサンドペーパーやヤスリで比較的に楽に仕上げる事が出来ました。

それにしても
こんなにも固いとは思いもしませんでした。
全くの想定外です(^^;)

まぁ〜、使い方を誤っていると思いますが・・・!

プラモ製作の場面でレジンは、割れたパーツのリペアや少量で小さな修正などには良いが、パテとして使う場合の広範囲の大量使用には向いてないようです。

そんな時には素直にポリパテやラッカーパテなど、その他のプラモ用のパテを使ったほうが良いみたいです。

しかし・・・

さすがにプロ用だけあって
非常に優れたレジンだと思います。

使い用によっては、多方面で非常に使える便利なマテリアルになると実感しました。

なんとなく使用方法も分かったし
今回はとても勉強になった作業だったと思います。

でわでわ・・・
IVY

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