折れたドリルの刃で旋盤加工用の精密バイト&バイトホルダーを自作してみた♪

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模型やプラモデル、そして工作関係が好きで、折角旋盤を手に入れたので模型の部品や模型用の「有ったらいいな」と思うような工具をなるべく自分で作るための小さなバイトを作ってみました。

解説書や先輩諸氏のサイトでも
必要なバイトは大抵自作して使っているようなので、自分も初挑戦です。

Byte horder !(精密突っ切りバイト&バイト・ホルダー)

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折れてしまったドリルの刃や、切れなくなったドリルの歯を再利用します。
今回は、たまたま折れてしまった4mmの刃が手元に有りました。
早速、解説書を参考にして、まずはグラインダーで研いで荒削りします。
8ミリの角材にドリルの刃を入れる差し込み穴を開けて、横方向からキャップねじを押しねじにして、ドリル改造バイトをガッチリ固定します。

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とりあえず、この段階で歯幅は0.6mm、オイルストーンで0.5ミリに仕上げる予定。
やり方は、これでいいのかまったく分りません。

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仕上がったバイトを早速、試してみました。
恐る恐る素材に近づけていざ切り込んでみます。

いやぁ〜、思ったより切れてくれるので感激です。
因みに写真の材料は、12ミリ快削SS鋼です。

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実は、工作機械購入時に写真の突切りバイトも購入しました♪
バイトをセットして「サー金属を削るぞ!」と張りきって作業を開始!

ところが、歯が素材に触れたとたん”バコンッ”とすごい音がして
一瞬のうちに歯が食い込んで折れてしまいましたwww!

しばらくは意味が分らずに口を開けて、固まっていました。

高価な突っ切りバイトを、一瞬でパーにしてしまいましたよ〜^^;
突っ切り加工ってとても難しいんだね~っ!

2005年8月11日製作
過去の製作記より転記

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