帆船模型リギングコード作成機(自作道具)をレザークラフトの縫い糸に使ってみる

サーウィンストン・チャーチル号

かつて、木製の帆船模型を3隻ほど作ったことがありますが…
かなり大きめの模型だったこともあり、狭い我が家では置き場所に
困ってしまって、画像のチャーチル号を残して当時お世話になった友人に
プレゼントしました。

ひとにあげるくらいで、どうせ作ってももう置き場所は無いということで
それ以来、場所を取ってしまう帆船模型の製作は中止となりました。

なので、今ではこの一隻だけが当時に時間をかけて作った感慨深い
思い出の作品となっています(*^^*)

ところで、当時この帆船模型を作るために多くの治具も自作しましたが
その中にこんなものがありました。

自作ツール:帆船模型リギングコード作成機

リギングコードメーカー

これは、帆船模型では欠かせないリギング(マストなどのロープ張り)のための
糸を作るために作った道具(糸巻き機)です。

釣り好きだった父親が、廃棄処分にすると言っていた
リールをもらって再利用しています。

もちろん帆船模型用に様々なリギングロープ(糸)も市販されているのですが
やはりそれなりに高価で、色や太さなどの様々な種類の専用の糸を買い揃えるのは
費用がかさんでしまいますwww

稼ぎの悪い自分のお小遣いではかなり無理がありました。

帆船模型専用リギングコード(ロープ)

なによりも自分の地域では販売店は全く無いので
全て通販に頼ることしかできないのは辛かったですwww

それならば、普通の糸を自分で加工しようと思って作ったのが
このリギングロープ塗装糸巻き機でした。

普通に売っている糸を好きなように着色したり
毛羽立ちを抑える加工が自分で自由にできれば
なんの問題も無いので、こんな簡単な自作道具でも
大変便利に使うことができました。

おかげで、こんなにもたくさん作りすぎてしまいましたよ(;^_^A

もう帆船模型はやってないので、もう使うことはないし
こんなにも余ってしまった糸を捨てるに捨てられずに
それ以来、棚の隅にしまって置いてありました。

しかし、最近
レザークラフトを始めて、用途は違うけど
糸にこだわりを持つようになり、もしかしてまた利用できるんではないかと
引っ張り出してみました。

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糸巻きの概要

コードメーカー

糸巻きは、要らなくなった釣り用リールを再利用

塗料タンク
この容器に水で溶いた木工ボンドや塗料を入れておいて
その中に糸を通すことで好きな色に着色することや
糸の毛羽立ちを抑えて引き締めることができます。

糸台
処理したい糸の台座です

使用方法は動画がありますので
よろしければ参考までにご覧になってみて下さいね。

帆船模型を作っている時は「リギングコードメーカー」と名付けてましたが
今度からはレザークラフトで使ってみるということで

「ステッチコードメーカー」とでも名付けてみようかな(^^♪

動画で使っている糸は、ビニモのミシン糸です。
普通のミシン糸で、なにも処理されてないのですぐにほつれてしまいます。

処理する前の糸に比べ画像の奥の処理した糸は
ビシッと引き締まりましたね。

また、普通にヨレヨレなのでレザークラフトで使う場合は、蜜蝋を擦り込む
蝋引きという手間をかけて対策しなければ、ちょっと使い辛いです。

最初から、蝋引きされた糸も市販されているようですが
元々この糸を持っていたので、買い換えるのももったいないし
使わずにはいられませんwww

蝋引きならぬ、木工ボンドで固めるというレザークラフトでは
イレギュラーなことだと思うけど、とても使いやすくなったので
自分的には全然OK♪

また、塗料タンク部分を改良して蜜蝋を溶かしながら
蝋引きができるようになればもっといいかも…!!

どんな方法があるのか、今度考えてみよう(^^♪

ということで、今度からはこの新しく名付けた「ステッチコードメーカー」で
糸を処理してレザークラフトでも使ってみようと思います。

それでは今回はこの辺で…
(@^^)/~~~

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