平たいシニュー糸をネジネジするお助け道具を作ってみた

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Auto Line Twister

レザークラフトで愛用しているシニュー糸は、とても丈夫で麻糸等のように切れたりする事がほとんど無く耐久性抜群なのでとても気に入って使っているが

シニュー糸独特の平ペッタイ形状が
作品によってはたまにはイメージに合わないときがあります。

そんな時は、糸をネジって手縫い作業に入る事になるのだけど・・・

しかし、手縫い作業に入る前に、縫い糸をネジるのってとてもめんどうで
糸が長ければ長いほど指も引きつってケイレンさえ引き起こしてしまうほど
大変な作業負担になります。

これって、自分だけなのかな・・・?

余談ですが、引きつってケイレンする事をウチらの間では
ウチナーグチで「ガラスマガイ」と言ってました・・・・関係ないかッ(笑)

そんな、悩みを解消してくれる道具は、見たこともないし有るのかも解らない。
カタログや、ネットで探してみようかとも考えたけど・・・

探すのもめんどくさい (;^_^Aアセ

それよりも、すぐに頭にイメージが浮かんだので「作ったほうが早いわッ!」という事で工具ボックスから材料を探してみた。

模型工作で余った材料をごそごそと探ってみたところ、必要な全ての材料をジャンクパーツで揃える事ができたので、早速作ってみました。

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目次

インプレッション

名付けて Auto Line Twister (自動糸捻り機)

まずは一分程度の動画でご覧になってみてください↓↓↓

とても簡単な作りですが、かなり重宝してます。
自分的には外せない道具となりました(^^♪

ネットで探してみると・・・

後に、ネットで代用できる道具は無いかと探してみたところ、あるレザークラフト趣味のサイトでワイヤーツイスターという車用の道具で、シニュー糸を便利にねじっていると言う記事を見かけました。

やはり皆さんいろいろと知恵やアイディアで代用品を探し出して
楽しんでいるのですね(^^)

撚り糸を作る場合

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作品によっては、丈夫な撚り糸を使用したい場合がある。

そんな場合は、先端アタッチメントにフック状の金具を取付ける事で
簡単に撚り糸を作る事が出来る。

th_DSCN2388

シニュー糸で撚り糸を作った参考例。

撚り糸の作り方は、以下の記事を参照してください。

IVYの自己流レザークラフト製作テクニックの紹介 今回は、レザークラフトのプロの職人さ...

※ 動画準備中

揃えた材料

道具箱の中から以下の材料を選び出しました♪

モーター:タミヤ低速回転型モーター
電池ボックス:単二用スイッチ付
台座:フギュア模型を飾るためにホームセンターで買って置いた板
スイッチ:押しているときだけ電流が流れるタイプ

そんなわけで、今回の材料費は無しです。

まぁ~買い揃えたとしても1000円以内で収まるとは思うけど・・・

今回は、運良く揃った材料を組立てただけで、実際に作ったのは真鍮で作った縫い針固定用の先端アダプターだけです(^^)

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縫い針固定用先端アダプターの作り方

1:適当な太さのシンチュウ棒を、適当な長さにカット。

2:中心に縫い針が入るくらい(約2ミリ程度)の貫通穴をドリルであける
(精度は追求してないので完璧に中心でなくてもいいと思う)

3:横にモーターに固定するためと縫い針を固定するための
押しネジ用の下穴を2カ所開口する。
(※2ミリの押しネジを使用するので下穴は1.5ミリで開口)

4:開口した下穴に2ミリのタップでネジを切る

5:ネジを切った一カ所は適当なネジで、モーターに固定する

6:もう一カ所で縫い針を自由に固定できるように
ローレットネジ等を使用して完成。

th_DSCN2378

撚り糸作成用のフックは、適当な針金で作る。

たまたま、丈夫なピアノ線の端材があったので、ペンチで曲げて加工した。

th_DSCN2379

長過ぎるようなのでカット

th_DSCN2380

アタッチメントに差し込んで押しネジロレットで簡単に固定が出来る。

製作行程の画像が無いのでちょっと分かりにくいと思いますが
掲載画像で参照して下さい。

2008年07月30日(水)製作

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